Difference between revisions of "MGSDRV MML 11 JP"
From MSX MUSIC WIKI
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+ | 書式:MGSC <Source file[.MUS]> [<Object file>] [Option] | ||
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+ | オプションです。使用可能なものは以下の通りです。 | ||
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+ | |-p||コンパイル終了後、演奏を開始させます。MGSDRVが無いとエラーになります。演奏中の操作は、SELECTで早送り(Turbo RのみSHIFT+SELECTで高速早送りができます)、ESCで終了です。MGSDRVを常駐させている場合のみSHIFT+ESCで演奏を止めずに終了させることができます。MGSDRV v3.13以降ならテンキー操作で再演奏、音量調整なども行なえます。 | ||
+ | |- | ||
+ | |-q||-pオプションで演奏が開始されるとESCが押されるか、演奏が終了するまでDOSに戻りませんが、このオプションを指定するとすぐにDOSへ戻ります(MGSDRV常駐時でないと一瞬だけ演奏してDOSへ戻ってしまいます)。-pオプションと一緒に使用しないと意味はありません。 | ||
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+ | |-t||コンパイル終了後にトラック毎の使用状態を表示します。括弧の中の数字は左から、 | ||
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+ | | ||となっています。一番下にはそれぞれの合計値が表示されます。 | ||
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+ | |-s||#no_mgs命令を無視して強制的にデータをセーブします。 | ||
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+ | |-n||データをセーブしません。デバック中は-pと併用するといいでしょう。 | ||
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+ | |-e||CP/Mファンクションのみを使用します(後述の補足参照)。 | ||
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== 制御命令 == | == 制御命令 == | ||
== マクロ定義 == | == マクロ定義 == |
Revision as of 19:40, 19 June 2018
MGSC MML compiler version 1.11 Copyright(c) 1992-93 by Ain
テキストファイルに書かれたMMLをMGSフォーマットの演奏データへ変換します。
使用方法
書式:MGSC <Source file[.MUS]> [<Object file>] [Option]
- <Source file>
- MMLソースのファイル名を指定します。拡張子を省略すると.MUSと見なします。
- [<Object file>]
- コンパイル後のデータのファイル名を指定します。省略された場合は<Source file>と同じファイル名になります。
- ※ DOS2では、ファイル名にパスを含めることができます。
- [Option]
オプションです。使用可能なものは以下の通りです。
確保(#allocなどで)されたバイト数 | |
実際に使用しているバイト数 | |
残りバイト数 | |
となっています。一番下にはそれぞれの合計値が表示されます。 |
制御命令
マクロ定義
MGSCではマクロを定義することができます。マクロの呼び出しは、MMLの"*"コマンドで行ないます。マクロ定義の段階では、内容についての解釈を一切行ないませんのでエラーはマクロを呼び出している行で発生します。
定義の方法は行の先頭で、
*<マクロ番号> = { 文字列 }
とします。マクロ番号の範囲は0~255です(オフセット指定も可能)。文字列は数行に渡って書いても構いませんが、終わりには必ず"}"を書いて下さい。再定義(同じマクロ番号に対して2回以上定義すること)はできません。マクロ全部の長さは4kバイト以内にして下さい。
プログラム制御用文字列定義
音色定義
コメント
MMLを含む、すべての行の中に";"(セミコロン)が見つかると、それ以降から行の終 わり(CRLF)までをコメントと見なして無視します。
MMLについて
エラーについて
MGSCはソース中に1つでもエラーが発見されると、適当なエラーメッセージを表示してコンパイルを中断します。
<エラーの原因> in <行番号> >> <その行の内容(全部)>
エラーの原因は、漢字ドライバが起動している場合は漢字で、テキストの場合は英字で表示されます。行番号は0から数えています(KID.COM,AKID.COMでは表示と一致します)。なお、表示された行にエラーがあるとは限りませんので注意して下さい(特にマクロ使用時や"{"-"}"での"}"を忘れた場合など)。