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MGSDRV MML 11 JP

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補足
エラーの原因は、漢字ドライバが起動している場合は漢字で、テキストの場合は英字で表示されます。行番号は0から数えています(KID.COM,AKID.COMでは表示と一致します)。なお、表示された行にエラーがあるとは限りませんので注意して下さい(特にマクロ使用時や"{"-"}"での"}"を忘れた場合など)。
== 補足 == ===(1) テンポについて===  MGSCではどのようなテンポを設定しても、トラック間の演奏ずれ(いわゆるテンポずれ)は絶対に起こりませんが、演奏中にテンポを変更する場合は注意が必要です。テンポの変更(最初に設定する場合は、#tempoを使用して下さい)は必ず1番最初のトラックで行ない、途中で変更する場合は他のトラックとタイミングを合わせて行なわなければなりません。  例:1 t86l4ct190def 2 l8ccddeeff 3 l16cdecdecd  上の例のような位置で変更する場合、ずれは起こりませんが次の例のような場合はテンポの変更位置が2、3トラックで音程を発生している途中ですので、ずれが起こります。  例:1 t86l8ct190def 2 l4cdef 3 l4gggg  テンポはトラック毎に独立しません。上の2つの例はトラック2、3ではテンポが設定されていませんが、トラック1で変更された時点(正確には、次の音符発生)で他のトラックも影響を受けます。例を挙げますと、次のようなテンポの設定はトラックバッファを消費するだけです。  例:1 t86cdet90cdet100cdef 2 t86efgt90efgt100efga 3 t86ccct90ccct100cccc ===(2) 音長指定について===  MGSCの"%"指定による音長指定の意味は、旧MGSDRVと異なります。旧MGSDRVではテンポによって値が異なりましたが、MGSCではテンポの影響を受けません。例えば4分音符は常に%48です。MGSCでは192で割り切る音長を使用する限り、%で音長を指定する必要はありません。5連符などは192では割り切れませんので、そのような場合は適当に等分した音長を%で指定する必要があります。 使用可能な最短音長はテンポによって影響を受けます(MGSDRVでは1/60秒以下の音長を発生することはできません)。あるテンポでの最短音長は次の式で計算できます。  14400÷テンポ = 最短音長(小数点は切り捨て)  ただしこの式での答えが、192を超えても最短音符は192分音符となります。 ===(3) MGSDRVの検索について===  -pオプションで演奏させるには、MGSDRVが必要になります。常駐していれば、それを使用しますが、常駐していない場合は環境変数mgsdrvで指定されたファイルを読み込みます。DOS1ではカレントドライブからMGSDRV.COMを検索します。 ※ 本バージョンでコンパイル済みのデータはMGSDRV v3.13以降でのみ演奏できます。 ===(4) ROM音色番号の割り当て===  音色名はMSX-MUSICと異なります。 音色番号 ROM音色番号 音色名  0 1 バイオリン 1 2 ギター 2 3 ピアノ 3 4 フルート 4 5 クラリネット 5 6 オーボエ  6 7 トランペット 7 8 オルガン 8 9 ホルン  9 10 シンセ 10 11 ハープシコード 11 12 ビブラフォン 12 13 シンセベース 13 14 ウッドベース 14 15 エレキベース 15 0  : : オリジナル音色 31 0 ===(5) コマンドラインの-eオプションについて===  -eオプションを指定するとCP/Mファンクションのみを使用するようになります。CP/Mエミュレーター等でも動作しますが、Z80命令をサポートしている必要があります。当然の事ですが演奏は行えません(-pなどを指定しても無効)。 
==変更点==