MGSDRV MML 11 JP

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MGSC MML compiler version 1.11 Copyright(c) 1992-93 by Ain

テキストファイルに書かれたMMLをMGSフォーマットの演奏データへ変換します。

使用方法

書式:MGSC <Source file[.MUS]> [<Object file>] [Option]

<Source file>
MMLソースのファイル名を指定します。拡張子を省略すると.MUSと見なします。
[<Object file>]
コンパイル後のデータのファイル名を指定します。省略された場合は<Source file>と同じファイル名になります。
※ DOS2では、ファイル名にパスを含めることができます。
[Option]

 オプションです。使用可能なものは以下の通りです。

確保(#allocなどで)されたバイト数
実際に使用しているバイト数
残りバイト数
となっています。一番下にはそれぞれの合計値が表示されます。

制御命令

マクロ定義

MGSCではマクロを定義することができます。マクロの呼び出しは、MMLの"*"コマンドで行ないます。マクロ定義の段階では、内容についての解釈を一切行ないませんのでエラーはマクロを呼び出している行で発生します。

定義の方法は行の先頭で、

*<マクロ番号> = { 文字列 }

とします。マクロ番号の範囲は0~255です(オフセット指定も可能)。文字列は数行に渡って書いても構いませんが、終わりには必ず"}"を書いて下さい。再定義(同じマクロ番号に対して2回以上定義すること)はできません。マクロ全部の長さは4kバイト以内にして下さい。

プログラム制御用文字列定義

音色定義

コメント

MMLを含む、すべての行の中に";"(セミコロン)が見つかると、それ以降から行の終 わり(CRLF)までをコメントと見なして無視します。

MMLについて

エラーについて

MGSCはソース中に1つでもエラーが発見されると、適当なエラーメッセージを表示してコンパイルを中断します。

<エラーの原因> in <行番号>
>> <その行の内容(全部)>

エラーの原因は、漢字ドライバが起動している場合は漢字で、テキストの場合は英字で表示されます。行番号は0から数えています(KID.COM,AKID.COMでは表示と一致します)。なお、表示された行にエラーがあるとは限りませんので注意して下さい(特にマクロ使用時や"{"-"}"での"}"を忘れた場合など)。

補足

変更点