MOONBLASTER FILE FORMAT JP

MBM (User file!)

拡張子

*.MBM (ユーザーファイルです!)

長さ

可変長 (最小$0180バイト)

タイプ

データ

内容

曲の設定やパターンデータなど

Case:メモリオフセット

オフセット	長さ	説明
$0000	3	ソング長 + ID
$0003	16*9	MSX-AUDIOボイスデータ (ボリュームを含む)
$0093	16	MSX-AUDIOインストリスト
$00A3	32	MSX-MUSICインスト/ボリュームリスト
		(インスト: 1-15:ハードウェア、16-22:ユーザー定義)
$00C3	10	チャンネルのチップ設定
$00CD	01	開始時テンポ
$00CE	01	MSX-AUDIOサステイン
$00CF	41	トラック名
$00F8	09	開始時MSX-AUDIOインスト
$0101	09	開始時MSX-MUSICインスト
$010A	6*8	MSX-MUSICユーザー定義インストOPL形式データ (6xOPL)
$013A	06	,, ,, ,, ,, プログラムナンバー
$0140	08	サンプルキット名
$0148	15	MSX-MUSIC/PSGドラムセットアップ
$0157	03	MSX-MUSICドラムボリューム
$015A	20	MSX-MUSICドラム周波数
$016E	09	開始時デチューン
$0177	01	ループポジション
$0178	snglen	ポジションテーブル
$0xxx	hipat*2	パターンアドレステーブル
$0xxx	..	パターンデータ

Case: パターンデータとミュージックチャンネル

offsets: 00-08

データ	説明
000	空き[訳注:Empty]
001-096	ノート[訳注:音符] (データ/12=オクターブ, 休符もノートです)
097	ノートオフ
098-113	インスト変更
114-176	ボリューム変更
177-179	ステレオ設定
180-198	ノートリンク[訳注:具体例を下セルに移動]
	180 -> L-9, 189 -> L+0, 198 -> L+9
199-217	ピッチ[訳注:具体例を下セルに移動]
	199 -> P-9, 208 -> P+0, 217 -> P+9
218-223	ブライトネス-
224-230	(デ)チューン[訳注:具体例を下セルに移動]
	224 -> T-3, 227 -> T+0, 230 -> T+3
231-236	ブライトネス+
237	サステイン
238	モジュレーション (周波数!)
237-242	空き[訳注:Free]
243-255	クランチ済ラインデータ(空ステップ)

Case: パターンデータとコマンドチャンネル

データ	説明
000	空き[訳注:Empty]
001-023	テンポ変更
024	パターンの終わり
025-027	MSX-MUSICドラムセット変更
028-039	ステータスバイト設定
049-...	トランスポーズ

Case:チャンネルバッファとリプレイヤ

IY+00	ノートナンバー
+01	MSX-AUDIO周波数
+03	MSX-MUSIC周波数
+05	.
+06	周波数モード: 0 ノーマル, 1 ピッチ, 2 モジュレーション
+07	.
+09	チューニング
+0A	インスト
+0B	.
+0E	ピッチ数
+0F	,, ,, 0 正[訳注:positive], -1 負[訳注:negative]
+10	MSX-AUDIO基本周波数
+12	MSX-MUSIC ,, ,,
+14	MSX-AUDIOブライトネス
+15	.
+16	MSX-AUDIOボリューム
+17	.
+18	最後のOPLレジスタの値 (MSX-AUDIO)

MBK (サンプルキット)

拡張子

*.MBK (サンプル)

長さ

56 バイト (ヘッダ) + 32kバイト ADPCMデータ

タイプ

データ

内容

サンプルスタートアドレスとADPCMサンプル

これらはMoonblasterではいわゆるドラムキットと呼ばれます。サウンドトラッカーのファイル以外は(ヘッダを除き)32kBのファイルです。

ヘッダ
00-56	サンプルスタートアドレス (サンプルごとに16 bit、全14 サンプル)
データ
57-xxxx	ADPCMデータ

バージョン1.4ではファイルは常に56+32k byteの長さになります！ (標準的な 32k ADPCM ファイル)